能祖將夫（構成・演出・朗読）：
慶應義塾大学文学部卒。青山劇場、青山円形劇場のプロデューサーを経て、現在は桜美林大学教授、北九州芸術劇場プロデューサー。
この『マイライフ・マイステージ』をはじめ、『群読音楽劇　銀河鉄道の夜』（桜美林大学／「厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財」作品）、『合唱物語　わたしの青い鳥』（北九州市）、『音楽物語　わが街深川』（北海道深川市）、『神楽オペラSHINWA』（大分県豊後大野市）等、全国で市民参加作品を手がける。またジャズやクラシックのアーティストと組んだステージでは朗読家として出演。詩集に『曇りの日』、『魂踏み』、『あめだま』、『かなしみという名の爆弾を』（書肆山田）『方丈の猫』（七月堂）。

白石光隆（ピアノ）：
東京藝術大学附属高等学校を経て、東京藝術大学、同大学院を修了後、1989年ジュリアード音楽院へ進む。90年ジーナ・バッカウアー国際奨学金コンクール入賞。91年学内におけるコンチェルト・コンペティションで優勝し、ジュリアード・オーケストラと協演。94年第63回日本音楽コンクール声楽部門において木下賞（共演）受賞。ソロ、室内楽、協奏曲等、音楽性の高さには定評があり、内外の共演者の信頼も厚い。またレパートリーが広く、邦人、現代作品など分野を問わず才能が遺憾なく発揮されている。NHK-BS、NHK-FMなどにも多数出演。CD『ベートーヴェン　ピアノソナタ集Vol.1＆2』、『成田為三ピアノ曲全集』（文化庁芸術祭レコード部門優秀賞・07）、『ピアノによるルロイ・アンダーソン』、『サティ・作品集 I & II』、『ムソルグスキー：組曲「展覧会の絵」』他多数をリリースし、いずれも高い評価を受ける。毎年定期的に東京でソロリサイタルを開催。現在、東京藝術大学、お茶の水女子大学非常勤講師。

井上大辅（振付・ダンス）：
桜美林大学在籍時にダンスに出会い、以後木佐貫邦子にコンテンポラリーダンスを師事。07・08年は伊藤キム主宰のダンスカンパニー『輝く未来』で活動。
退団後はソロダンスの創作と、21世紀ゲバゲバ舞踊団（11〜14年）でのグループ創作活動を開始。その他、ミュージシャンとの共演や協働ワークショップの開催、公共ホールとの協働、小学生や高校生との創作など、活動は多岐にわたる。
現在ではソロ活動を主軸にしながら、キャリア・年齢・障害を問わないプロアマ混合ダンスカンパニー『ダンスポート』での振付や、韓国・シンガポール・オランダなど、多彩な振付家・ダンサーとの共同振付など、独自の活動を展開している。
これまでに、自身振付・出演による、単独ソロ公演『D』（2016）、『SASETEYO』（2017）、『ZOKKONN』（2019）を上演する。

藤井 彩加（振付・ダンス）：
1993年より藤井香、藤井利子の各氏に師事。2007年よりクラシックを岡田祥造氏に師事。13年日本大学藝術学部演劇学科洋舞コース卒業。14年東京新聞全国舞踊コンクール入賞5受賞 。同年、埼玉全国舞踊コンクール現代舞踊1部第2位の2受賞。平山素子、藤井香、上原尚美、桜井陽、加藤みや子、山口華子、木原浩太、石川須妹子、折田克子、黒沢美香等の作品に出演。