理事長コラムvol.27「新年度を迎えて」
春の暖かく優しい風に包まれながら、新年度を迎えました。
協会は、今年3月に新たな経営計画を策定しました。「もっともっとアート」をスローガンに、普段の暮らしの中で身近に、誰もが優れた文化芸術を楽しめる取組を「もっともっと」実施します。
練馬文化センターでは、引き続きクラシックコンサートや能・狂言公演を継続いたします。そして「身近な地域でもっと気軽に音楽を楽しんでほしい!」との想いから、大人気の「お届け!ねりぶん音楽便」は、いろいろな場所で開催いたします。楽しみにしていてくださいね。
練馬区立美術館は、リニューアルに伴い今年度中に休館となる予定ですが、まちなかを会場としたアートマルシェや、石神井公園ふるさと文化館を会場とした展覧会「幕末明治の浮世絵―都市と周縁(仮称)」など、区民の皆さまが身近にアートを感じられるよう、取り組みます。
石神井公園ふるさと文化館では、「武蔵野鉄道110周年-西武池袋線と沿線のあゆみ-」や、所蔵するアニメ資料を活用した「練馬とアニメーション(仮称)」など、練馬ならではの魅力がいっぱいの展覧会を開催します。
今年度も区民の皆さまに、たくさんの元気と幸せをお届けする事業を、協会一体となって実施します。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
令和7年4月
(公財)練馬区文化振興協会理事長 大谷康子