新年明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます。
旧年中は、練馬区文化振興協会に多くのご支援をいただきありがとうございました。
昨年は、1月1日に能登半島地震が発生し、波乱の幕開けとなりました。
そのような中、パリ2024オリンピック・パラリンピックが開催され、数々の名シーンに勇気と感動をもらった人も多かったのではないでしょうか。
また、5月に練馬文化センターがリニューアルオープンしました。
ホールの座席の幅も広くなり、聞こえを支援するヒアリングループを全席に導入するなどバリアフリー機能も充実されました。
私もリニューアル記念公演の一つ「華麗なるガラ・コンサート」に出演いたしました。皆さまに多くの拍手と笑顔をいただき、胸が熱くなると同時に、文化芸術の力をあらためて実感いたしました。
そして今年も、「区民の皆さまにたくさんの元気と幸せをお届けしたい!」と幅広いプログラムを用意しています。
さっそく、1月には石神井公園ふるさと文化館では、企画展「石神井ものがたり」(期間:1/18~3/16)が始まります。
また、3月2日には、練馬文化センターで「リラックス・パフォーマンス みんなの和太鼓コンサート」を開催します。0歳から大人まで世代や障害を超えて皆が楽しめるコンサートで、ぜひ和太鼓の響きを全身で感じてほしいです。
そして美術館では、開館40周年を記念し、美術館ゆかりのアーティストや新旧の学芸員等によるトークイベントやミニコンサートなどの開催を予定しています(期間:3/7~3/30)。
ミニコンサートは、スタインウェイ社製の1877年製の貴重なスクエアピアノを使用して毎年行っているもので、このピアノを使った最後のコンサートとなります。私も出演いたしますので、ぜひこの機会にヴァイオリンと奏でる重厚な音色をお楽しみください。
来てくださった方の笑顔を想像しながら、職員一同準備を進めてまいります。
皆さまのお越しをお待ちしております。
最後に本年が皆さまにとって、素晴らしい1年となりますことを
心よりお祈り申し上げます。
令和7年1月
(公財)練馬区文化振興協会理事長 大谷康子