新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は練馬区文化振興協会に多くのご支援をいただきありがとうございました。

　昨年は「真夏の音楽会」のリハーサルに障害をお持ちの方、そのご家族、付き添いの方などをご招待し、176名の方においでいただきました。音楽には国籍や障害の有無、年齢を超えて人を元気にしたり、勇気づけたり、幸せにする力があると信じています。今回もその力を実感できました。
　
　さて、今年も練馬区文化振興協会では、区民の皆様のご期待に応えられますよう、舞台芸術から展覧会まで幅広くお楽しみいただけるプログラムを用意してまいります。
　まず、練馬文化センターでは若者が音楽やダンスでステージを作り上げる「ねりま若者文化祭　ねりパフォ2020」（2/9開催）を、石神井公園ふるさと文化館では江戸時代の戯画を紹介する特別展「あれもこれも　大江戸漫画づくし」（期間：1/25～3/15）を、練馬区立美術館では、夏目漱石に愛され、漱石らの本の装幀も数多く手がけた画家である津田青楓の展覧会「生誕140年記念 背く画家 津田青楓とあゆむ明治・大正・昭和」（期間：2/21～4/21）を予定しています。
　そのほかにも、今年は文化センター、ふるさと文化館、練馬区立美術館が連携して「ショパン」をテーマにしたコンサートや展覧会等の開催を予定しています。皆様、ぜひお越しください。

　皆様にとって新しい年が素晴らしい年となりますように心よりお祈りいたします。
　今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和2年1月
（公財）練馬区文化振興協会理事長　大谷康子