新年あけましておめでとうございます。
　皆さまにおかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます。

　旧年中は練馬区文化振興協会に多くのご支援をいただき、ありがとうございました。昨年は、練馬文化センターでの音楽・伝統芸能・演劇等の公演、石神井公園ふるさと文化館や練馬区立美術館での展覧会など、いずれも成功裡に終了することができました。私は区とともに「真夏の音楽会」や「ユニバーサルコンサート」を企画し、演奏いたしました。まちの中で「コンサートに行きましたよ」とお声掛けいただくことが増え、音楽が皆さまにとって身近になってきていると手応えを感じています。

　新年の幕開けに、前川区長と練馬区立美術館の秋元館長と新春の対談をいたしました。練馬区報のお正月号に掲載されています。その対談の中で区長から「これからの魅力あるまちづくりのために、人々を惹きつける一番のキーワードは『文化』だ」というお言葉をいただきました。秋元館長の「区民の皆さまの暮らしに寄り添った美術館でありたい」という抱負にも刺激を受けました。私も文化芸術は特別なものではなく、日々の生活の中にあるものだと思っています。区民の皆さまに身近なところで質の高い文化芸術に触れ、感動していただけるよう、新たな気持ちで職員一同努力してまいります。変わらずのご支援を賜りますようお願い申し上げます。

　皆さまが新しい年も元気に日々をお過ごしになることをお祈り申し上げます。


平成31年1月
（公財）練馬区文化振興協会理事長　大谷康子