暖かく柔らかな日差しに満開の桜が眩しく映える季節となりました。長い冬が終わり、屋外に出て歌い出したくなる、私の大好きな春がやってきました。
ただ、春は出会いと別れの季節。皆様はどのような新年度をお迎えでしょうか。
練馬区文化振興協会でも職員の退職、採用、異動がありました。お世話になった方とのお別れに寂しさを感じながら、また一方では新たな出会いに心が躍ります。今回はこの4月からご一緒させていただくことになったお二人をご紹介したいと思います。
はじめに、区立美術館の館長に就任した秋元雄史氏です。秋元氏は地中美術館や金沢21世紀美術館で館長を務め、現在は東京藝術大学の客員教授で同大学の大学美術館館長でもいらっしゃいます。つぎに、ふるさと文化館の館長に就任した小林克氏です。東京都歴史文化財団の職員として長年文化芸術事業に携わり、江戸東京たてもの園では園長をお勤めになりました。お二人ともそれぞれの専門性を発揮し、活躍されてきました。これからは協会が管理・運営する各施設がさらに魅力ある施設となるよう、手腕を発揮していただきます。
「みどり豊かな練馬区を、音楽や美術、演劇の花が咲き匂うまちにしたい。」前川区長のお言葉です。練馬区文化振興協会は職員が一丸となり、区と協力しながら、区民の皆様に質の高い文化芸術事業をお届けできるよう努めてまいります。どうぞご期待ください。
平成30年4月
(公財)練馬区文化振興協会理事長 大谷康子