練馬区立美術館は、2015年に開館30年という記念の年を迎えました。中村善策(1901-83)の油彩《池畔新緑》(1978年)をコレクション第1号として迎え入れてから、この30年にわたって「日本近現代美術」を中心に作品を蒐集してきました。その数は、寄託作品も合わせ、約6,700点にのぼっています。収蔵作品は毎年増え続け、また蒐集ジャンルも江戸絵画、西洋美術と少しずつ広がっています。美術館の核である収蔵作品の充実は、歴代学芸員の熱心な調査研究・蒐集活動に裏打ちされていますが、同時に貴重な作品をご寄贈くださった方々のご厚意によっても支えられています。
今回は、コレクション約6,700点から、江戸・明治の絵画、現代の美術、新収蔵作品や「館長の選ぶ1点」、など、様々な視点から厳選した約120点を紹介します。練馬区立美術館のコレクションを気軽に楽しんで頂くと同時に、皆様の1点を見つけて頂きたい展覧会です。
なお、このコレクション展にあわせて、13年ぶりに収蔵作品目録を発行予定です。
*会場は3階展示室のみ。
<開催案内>会 期 2017年2月23日(木曜)~4月9日(日曜)
休館日 月曜日(ただし、3月20日(月曜・祝日)は開館、翌21日(火曜)は休館)
開館時間 午前10時~午後6時 ※入館は午後5時30分まで
会 場 3階展示室
観覧料 【同時開催「田沼武能肖像写真展」と共通】
一般500円、高校、大学生および65~74歳300円
中学生以下および75歳以上無料、
障害者(一般)250円、障害者(高校、大学生)150円
団体(一般)300円、団体(高校、大学生)200円
ぐるっとパスご利用の方無料(年齢などによる割引の適用外になります)
※一般以外のチケットをお買い求めの際は、証明できるものをご提示ください。
(健康保険証・運転免許証・障害者手帳など)
※障害をお持ちの方の付き添いでお越しの場合、1名様までは障害者料金でご
観覧いただけます。
主 催 練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)、朝日新聞社
図 録 『練馬区立美術館所蔵作品目録(2017)』(3,000円・税込) 詳しくは
こちら同時開催の「田沼武能肖像写真展 時代を刻んだ貌」については
こちら<会期中のイベント>練美、現館長とOB学芸員によるスペシャル・ギャラリートーク①若林覚(当館館長)
日時:2月25日(土曜)午後3時~
②根崎光男(法政大学人間環境学部教授)
日時:3月4日(土曜)午後3時~
③土方明司(平塚市美術館館長代理)
日時:3月25日(土曜)午後3時~
④横山勝彦(金沢美術工芸大学大学院専任教授)日時:4月8日(土曜)午後3時~
貫井図書館×練馬区立美術館ワークショップ
「ちょっとだけ学芸員!自分だけの展覧会をプロデュースしよう」日時:2月26日(日曜)午後1時30分~4時
講師:貫井図書館職員、眞子みほ(当館学芸員)
鑑賞プログラム
「トコトコ美術館Vol.20 テーマ:花」日時:3月11日(土曜)
【A】午前10時30分~12時
【B】午後2時~3時30分
3月26日(日曜)
【C】午前10時30分~12時
【D】午後2時~3時30分
講師:眞子みほ(当館学芸員)