練馬区立美術館の開館30周年に向け、4回にわたり当館のコレクション展を開催します。
当館の所蔵品約3,000点(寄託を含む)は、近現代の日本の作家を中心に収集されてきました。「時代と美術」と名付けられたこのシリーズは、作品や作家を単体で眺めるのではなく、それぞれが時代の中でどのような位置を示してきたのかという視点を持ち展開していきます。
第1回は1930~50年代前半に焦点を当て、靉光を中心に、斎藤長三や鳥海青児、寺田政明、鶴岡政男らの作品約50点を展示します。第二次世界大戦を経て「もはや戦後ではない」と言われる(1956年)直前までの四半世紀。国土の広がりと縮まり、思想の転換、生活の変化等々、「伸縮する」この時代の一端を覗き見るような展覧会となります。
<開催案内>会 期 2013年6月7日(金曜)~7月7日(日曜)
休館日 月曜日
開館時間 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料 無料
出品作家靉光、畦地梅太郎、池田龍雄、大沢昌助、岡本唐貴、小野木学、恩地孝四郎、上條静光、狩野朗左門、川西英、神田禎之、北川民次、北代省三、榑松正利、斎藤長三、田崎廣助、鳥海青児、鳥居敏文、鶴岡政男、寺田政明、西尾善積、野見山暁治、平塚運一、三上誠 (五十音順)
<会期中のイベント>ギャラリートーク 日時 6月9日(日)午後1時30分~2時
6月15日(土)午後2時~2時30分
参加費 無料