幅広い視野で現代美術の動向の一端を紹介する「PLATFORM」展。第2回目の本展は、浜田涼(1966~)、小林耕平(1974~)、鮫島大輔(1979~)の作品を紹介します。三者に共通するのは、自身とそのまわりに在る世界との距離感を推し量る姿勢。
「私と世界との距離感」をテーマとする本展で、「現代美術で考え」「現代美術を実感」してください。
<開催案内>会 期 2011年4月16日(土曜)~5月29日(日曜)
休館日 月曜日
開館時間 午前10時から午後6時(入館は午後5時30分まで)
共通観覧料 一般500円、高・大学生および65歳から74歳300円、
中学生以下および75歳以上無料(その他各種割引あり)
協 力 藍画廊、山本現代、ARTISTS'GUILD
後 援 愛知県公立大学法人愛知県立芸術大学、女子美術大学、多摩美術大学
助 成 公益財団法人野村財団
<作家略歴>浜田涼1966年東京都生まれ。女子美術大学芸術学部洋画科卒業。
【展覧会】「水戸アニュアル'96“プライベートルーム”」(水戸芸術館)、「VOCA展2006」(上野の森美術館)等
対象の曖昧な写真を用い、その表面にアクリルやその他加工を施すことで自身と周りの世界との境界を推し量る作品を発表している。本展では初期の作品から近作まで一連の作品53点を紹介する。
小林耕平1974年東京生まれ。愛知県立芸術大学美術学部油画科卒業。
【展覧会】「六本木クロッシング2007 未来への脈動」(森美術館)、「ヴィデオを待ちながら―映像、60年代から今日へ」(東京国立近代美術館)等
身体やモノ、空間の動きを明確に映しながらもどこかつかみどころのない映像作品を生み出している。本展では新作も含めた8点の映像作品やインスタレーションを紹介する。また、core of bellsとのパフォーマンスも開催する。
鮫島大輔1979年兵庫県生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。
トーキョーワンダーウォール2002大賞受賞。
【展覧会】「第9回岡本太郎記念現代芸術大賞展」(川崎市岡本太郎美術館)等
平面や球体に日常風景を描き、奇妙な空間を生み出している。
本展では新作を含む平面と球体の作品28点を紹介する。
<関連イベント>ギャラリートーク 日時 4月16日(土曜) 午後3時~午後4時 鮫島大輔
日時 4月24日(日曜) 午後3時~午後4時 浜田涼
日時 5月7日(土曜) 午後4時~午後5時 小林耕平
トーク「それぞれの距離感」浜田涼×小林耕平×鮫島大輔 日時 4月23日(土曜) 午後4時~午後5時30分
パフォーマンスライブ「near,far,near,far」
東山佳永(踊り手/artist)×橋本和昌(作曲家/演奏家) 日時 4月17日(日曜) 午後2時~午後2時30分
パフォーマンス「運送としょうゆとかぐや姫と先生とライオンと吉田くん」
小林耕平×core of bells 日時 4月23日(土曜)、5月7日(土曜) いずれも午前11時30分~午後3時30分
鑑賞プログラム「テーマ:もののかたち」 拡大!美術館
日時 5月14日(土曜)午後1時30分~午後2時30分
トコトコ美術館
日時 5月14日(土曜)午後3時~午後4時