開催概要
会 期 :2026年9月12日(土)~11月8日(日)
※美術館内の展示は10月18日(日)まで
会 場 :練馬区立美術館・サンライフ練馬・サンツ中村橋商店街 ほか
※各会場の休業日・開場時間は、会場マップをご確認ください
観覧料:無料
主 催 :練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)
参加作家:飯田竜太 / 大小島真木 / 鹿島茂コレクション / 金子貴富 /
鞍掛純一 / GROUP + dua studio / しんどうあすか / 袴田京太朗 / 古井彩夏
「アーツ中村橋 2026」3つの楽しみ方
1|「まち」で楽しむ
本展覧会では、近隣のまちなかが会場の一部となります。サンツ中村橋商店街にある花屋・質屋・古本屋・カフェ・ジェラート屋といった店舗では、彫刻や絵画を中心とした小さな作品を楽しむことができます。
さらに、まちなかの旧店舗や区立施設サンライフ練馬の旧レストランでは、空間の特性を活かした作品の展示を予定しています。
2|美術館で楽しむ
美術館展示室・ロビー・正面玄関前では、大小島真木による天井画の新作インスタレーション、袴田京太朗による当館所蔵作家をオマージュした新作を含む彫刻を展示し、館内外を彩ります。
大小島が1ヶ月以上を費やして描いた絵画、袴田によるリサーチを重ねた新作を含む作品群のインスタレーション、是非ともご期待ください。
⚠美術館内の展示は10月18日(日)で終了となります。
3|イベントで楽しむ
担当学芸員が展示場所のいくつかを案内しながら作品解説を行う「ガイドツアー」や、練馬区役所アトリウムで開催されるミニコンサート「アトリウムミニステージ」とのコラボレーションを行います。
そして会期末には、今年で4回目となる「アートマルシェ」を実施予定です。アートマルシェでは、美術の森緑地での出店のほか、作って楽しめるワークショップやパフォーミングアーツのイベントを予定しています。展示とともにお楽しみください。
*イベントの詳細は、随時イベントページ等でお知らせします。
*「ガイドツアー」の詳細はこちら
*「アトリウムミニステージ」の詳細はこちら
\まち・商店街・美術館にちなんだ作品 約30点が美術館やまちなかに登場します!/
(会場 / 展示作家) 会場をクリックするとgoogle マップやアクセスページに遷移します
🚩 練馬区立美術館 / 飯田竜太、大小島真木、袴田京太朗
🚩 サンライフ練馬 / 鹿島茂コレクション、金子貴富、GROUP + dua studio、しんどうあすか、古井彩夏
🚩 マルイチ質店 中村橋店≪サンツ中村橋商店街≫ / 飯田竜太
🚩 はなんちゅ≪サンツ中村橋商店街≫ / 鞍掛純一
🚩 練馬凮月堂 本店≪サンツ中村橋商店街≫ / 大小島真木
🚩 古書クマゴロウ≪サンツ中村橋商店街≫ / 飯田竜太、大小島真木
🚩 旧花光園観賞魚 / GROUP + dua studio、古井彩夏
🚩 REINO COFFEE STORE / 大小島真木、鞍掛純一
🚩 COCO CAFE & GELATO / 大小島真木
🚩 駅前通りフラッグ / しんどうあすか
🚩 エミオ中村橋外壁≪西武池袋線 中村橋駅高架下≫ / 金子貴富
会場情報
●練馬区立美術館
開館時間:10:00~18:00
休館日:月曜日
※ただし9/21(月・祝)、10/12(月・祝)は開館。9/24(木)、10/13(火)は休館
(「アーツ中村橋2026」の展示は10/18(日)まで。10/19(月)~10/30(金)は展示替えのため休館、10/31(土)から「ユアサエボシと戦後アヴァンギャルドの変身寓話集」を開催します。)
アクセス:西武池袋線中村橋駅下車 徒歩3分 詳しくはこちらをクリック!

会場マップのダウンロードはこちら
作家略歴
飯田竜太(Iida Ryuta)
1981年静岡県生まれ。日本大学芸術学部美術学科彫刻コース教授。日本大学芸術学部美術学科彫刻コース卒業、東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。本、チラシ、新聞などの紙を素材とし、彫刻作品を介して文や言語のもつ枠組みの解体や解釈の幅を広げることを目指す。2007年にはグラフィックデザイナーの田中義久(1980-)とアーティスト・デュオ「Nerhol」を結成。
大小島真木(Ohkojima Maki)
東京を拠点に活動する大小島真木、辻陽介からなるアートユニット。「絡まり、もつれ、ほころびながら、いびつに循環していく生命」をテーマに制作活動を行う。フランス、インド、ポーランド、中国などで滞在制作。2024年文化庁の在外派遣制度を通じて1年間のメキシコ滞在、またポーラ美術振興財団の在外研修助成制度、小笠原敏晶記念財団の支援を受け、2026年の現在もメキシコを中心としたラテンアメリカで研究活動を行っている。
鹿島茂コレクション(Kashima Shigeru’s Collection)
1949年神奈川県生まれ。作家、フランス文学者、明治大学名誉教授。東京大学仏文学科卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。主な著作に『馬車が買いたい!―19世紀パリ・イマジネール』(1991)、『子供より古書が大事と思いたい』(1996)、『職業別パリ風俗』(2000)など。また膨大な古書蒐集家として、蒐集品を調査したうえで体系的に編纂しなおし、その成果として、2010年代よりコレクションを紹介する展覧会を行ってきた。
金子貴富(Kaneko Takatomi)
1994年埼玉県生まれ。画家、日本大学芸術学部美術学科絵画コース助教。同大学大学院芸術学研究科博士前期課程造形芸術専攻修了。二紀会準会員。2024年より現職。大学2年時の吉岡正人の制作補佐をきっかけに、絵画の支持体や地塗りに関心を持ち始める。以後、古典技法の習得や布張り・地塗りなどの丹念な画材研究を行う。そうした支持体に描き出される人物や風景は落ち着いた風景をまとい、画面は独自な静謐さを湛える。
鞍掛純一(Kurakake Junichi)
1967年東京都生まれ。彫刻家、日本大学芸術学部美術学科彫刻コース教授。日本大学芸術学部美術学科彫刻専攻卒業、同大学大学芸術学部研究所修了、2011年より現職。鉄、木、石を用いた彫刻のほか、近年では写真やインスタレーションも手がける。2006年からは新潟県越後妻有「大地の芸術祭」へ定期的に参加し、《脱皮する家》(2006)など参加型の作品を手がける。2019年からは「大地の運動会」の実行委員会メンバーとして地域とアートをつなぐプロジェクトも実施している。
GROUP(グループ)
建築プロジェクトを通して、異なる専門性を持つ人々が仮設的かつ継続的に協働できる場の構築を目指し、建築設計・リサーチ・施工をする建築コレクティヴ。主な設計に《海老名芸術高速》(2021)、《新宿WHITE HOUSEの庭》(2021)、《夢洲の庭》(2025)、主な展覧会には金沢21世紀美術館「DXP」(2023)、WHAT MUSEUM「波板と珊瑚礁 建築を遠くに投げる八の実践」(2026)など。本展覧会ではdua studioと共同で参加。
dua studio(デュア・スタジオ)
インドネシアのジャカルタを拠点に、都市のなかにある「ヴォイド=空虚」のような空間へアプローチしながらデザイン、アート、建築を架橋する創作活動を行う。2018年には「第16回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」のアルセナーレ地区での展示に参加。そのほかにも「4×6×6」(2018)や「Two Triangle House」(2024)など、丹念なリサーチのうえで造られた都市の隙間に応じる建築を手がける。本展覧会では、Ardy Hartono、Wilusty Tengara、Dennis Pranataが、GROUPと共同で参加。
しんどうあすか(Shindo Asuka)
2001年東京都生まれ。写真家。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、同大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。日常の何気ない風景は、しんどうの目を通すと無機質かつ美しい風景として立ち現れてくる。在学中より精力的に活動を展開し、2025年には東京藝術大学 芸術未来研究場「アート×ビジネス領域」のレジデント・プログラムの2期生に選ばれる。同年には、一般社団法人日本能率協会「アートが切り拓く経営の未来」の6名の作家に選出され、日本能率協会のオフィス壁面の装飾を担当した。
袴田京太朗(Hakamata Kyotaro)
1963年静岡県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科教授。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業、1994年に文化庁芸術家在外研修員としてアメリカ、1996年に五島記念文化賞美術新人賞として中国、チベット、ベトナムに滞在。2007年より現職。「彫刻の可能性と不可能性」をテーマに、初期にはベニヤ板、その後アクリル板や発泡スチロールを組み合わせた彫刻作品を制作。その後も、手に文字が刻印される「刻印の肘掛」シリーズや、既存の彫刻のサイズを約10倍に拡大して制作する「複製シリーズ」などを展開している。
古井彩夏(Furui Ayaka)
1988年東京都生まれ。彫刻家、日本大学芸術学部美術学科彫刻コース助教。女子美術大学大学院美術研究科立体芸術研究領域修了、沖縄県立芸術大学非常勤講師、女子美術大学非常勤講師などを経て現職。鉄やステンレスといった素材を切断しては接合し、磨くという工程を繰り返すことで曲線と不思議な金属の風合いを生み出し、硬い物質である金属素材のイメージを軽やかに超越させる。近年では、住宅やホテル、福祉施設などへの恒久展示作品の制作も手がける。