日本美術や工芸の持つ繊細さや奥深さのある作品を、 過去・現在・未来をシームレスにつなげながら、 物事の本質や表現の普遍性を問い続ける、サイトスペシフィックなインスタレーションを展開。 一貫したたおやかな作風でありながら、鑑賞者の既成の価値観をゆさぶり、潜在意識に働き掛ける作品を得意とする。 媒体を問わない表現方法を用いて骨董・工芸・現代美術・デザイン、文芸など、既存の狭苦しい区分を飛び越え、 日本美術の文脈を独自の解釈と視点で伝統と革新の間を天衣無縫に往還。
主な展覧会:金沢21世紀美術館 東アジア文化都市2018金沢「変容する家」(2018)
釜山市美術館「BOTANICA」(2018)
OPAM「アート&デザインの大茶会 」(2018)
ICOM京都大会/二条城・世界遺産登録25周年記念「時を超える : 美の基準 Throughout Time: The Sense of Beauty」(2019)
さいたま国際芸術祭2020
盆栽美術館記念企画展 須田悦弘×ミヤケマイ(2021)
神奈川県民ホールギャラリー「ことばのかたち かたちのことば」(2021)
千葉市美術館「とある夏休み展」(2022)
個展:しぶや黒田陶苑「神在」、壺中居「兆し」、ポーラ美術館「天は自らを助くるものを助ける」、メゾンエルメス「雨奇晴好」、水戸芸術館 現代美術ギャラリー「クリテリオム65」、柿傳ギャラリー「夢の跡」ほか。SHISEIDO THE STOREウィンドウギャラリー(2018年〜2020年)、
京都芸術大学美術工芸学科選抜展クロスフロンティア(2020)、新用の美(2022)ではキュレーションも手がけるなど幅広い活動を展開。
最新作品集「蝙蝠」2017年を含め羽鳥書店などから計4冊の作品集が出ている。
2008年パリ国立高等美術大学校大学院に留学。
京都芸術大学 特任教授。
http://www.maimiyake.com